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「待てブス留奈ー!!」
太陽がボールを投げ返すと笑顔で逃げながら「太陽が遅いからだよー!!」と留奈は答えた。
太陽とは中学から一緒で仲がよくいつも口喧嘩ばかりしていて女バスの新キャプテンをやっている。
容姿はいわゆる上の中。
クラスかわいい子ランキング3位ってとこだ。
頭も良くいつも太陽にノートをかしてくれる。
喧嘩は一番多いが一番気が合うのも留奈だった。
そしてそんなふざけあいをしてると体育館のドアがガラガラ開き、「おはようございます!!」とみんなが挨拶した。
入ってきたのはバスケ部の顧問の松居 司(まついつかさ)だった。
松居は学校の中では若い方の先生で太陽は父のようにそしてある時は兄のようにしたっていた。
二人もふざけるのをやめてすぐ先生に挨拶をしに向かった。
「お前らまたふざけてたのか?イチャイチャするのは部活時以外にしろよ?」と頭をぽんぽんしながら二人に笑いかけた。
「してません!」
二人は顔を赤くして答えたがまわりはそれを見て笑っていた。
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