プロローグ

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ヘリコプターのローター音が響き渡る 「それえではへリボーン訓練を行う」 今日の教官はやたら意気込んでいる 「各自装備を最終チェック! それでは降下開始!!」 「了解!!」 ヘリ内部に設けられた金具にワイヤーを引っ掛けロープを外へ投げ下ろし自分の安全帯を確認して降下を開始した アナウンス「ただいま第12旅団第48普通科連隊による降下が開始されました」 俺達がロープを使いヘリから降下を開始すると一斉に拍手と感性が湧き上がる 第一陣として俺と他3名がスーッとロープで地面へ着地すると銃を構え周りの安全を確認する 「クリア!」 「よし。合図を送れ」 1人が銃をおろしヘリへ向かって腕を高く揚げ、手で合図を出した 「チッ。なんで俺達がこんなことしなきゃいけねんだよ」 「はは。仕方ないですよ」 上から幾人もの隊員が降りてくる中俺はそんな話をしていた
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