君だけに

5/5

2人が本棚に入れています
本棚に追加
/27ページ
「ああ~もうJ可愛い。」 「‥‥‥」 またJて言ったなコイツ。 「あ、拗ねてる」 んふふ、なんて口に手抑えて笑ってやがる。 「いいじゃん、JもJでかっこいいじゃん」 「‥いやだ。」 ていうかそもそも何でいつの間にか、そう呼ぶようになったんだっ、て 心の中で悶々とする。 「純くん」 「‥なに」 ほら。 散々Jで遊んでたくせに 急にこうやって名前で呼ぶのは反則なんだって。 「もっと他に、言いたいことあるんでしょう?」 話していいよ、 なんて。 「純くんは俺のでしょ?」 星也にはきっと一生敵わない。 「あの、さ‥」 名前で呼ばれたいのも 名前で呼んでくれて嬉しいのも 変な妄想を考えてしまうのも こうやって話せるのも 絶対、君だけにしかないから。 ―fin いやあ星さんが純くんて呼ぶの、私大好きなんですよね。 なんかとってもいい。 かわいいな純くんオイ←
/27ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2人が本棚に入れています
本棚に追加