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更に先生までもがいなくなった。
あたりはもう誰もいなく
俺とこの人だけ。
「‥これ‥、今日中に、提出だってさ。」
彼は若干苦笑しながら言う。
「え、あ‥。」
さいっあくだ。
だって‥
「ごめん‥な、さい、‥」
俺のせいで。
俺が、途中あきらめちゃったから。
彼のパソコンも当然、俺のに教えにきたときのところで、とまったまま。
あれから進んじゃいない。
彼の授業のじかんを、邪魔しちゃった‥。
「ん、だからさ、!」
一緒に、のこらない?
そう言ってくふふと笑うきみの顔は、
俺に、妙な安心感をあたえた。
―――「あ、ねえ!そういえばお名前はっ?」
「あ、あおし‥。」
「くふふ、!あおちゃん!」
あ、俺はね‥。
―fin
小さな恋の芽生え。
的な。
いやはやそれにしてもこのコンビはやっぱり癒されますなあ。
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