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ではそんな中でも世界規格になりうる日本の音楽は果たして存在するのだろうか?結論から言うと…存在するのである。元々細やかな感性を持つ日本人。「さらさら」「ふわふわ」といった表現は外国語には存在しない。我々は普段何気なく生きているだけだが、世界が受ける印象は「感性豊かで精密機械のような繊細な知覚を持つ人種」なのである。過去世界中でヒットした曲やアーティストを思い浮かべてみよう。どうだろう?浮かぶのはロック、クラシック、またクラシカルなバラードが大半を占めてはいないだろうか?つまり、日本人の豊かな感性を真面目に音楽に生かす事ができさえすれば、日本の音楽は十分世界規格に成り得るのである。
もぅお気付きだと思うが日本にはすでに1組だけそれが出来ているバンドが存在する。そう、「X JAPAN」だ。彼等の楽曲の大半はYOSHIKIが作曲を担当している事は周知の事だが、彼が幼少から学んだクラシックピアノは今のX JAPANに大きく影響を及ぼしている。壮大で美しく…時に儚く、時に狂気さえ感じさせる奥深いクラシックにロックとゆうエッセンスを注入する。加え、メンバー各々の技術と個性、更にバンドそのものが持つ類い稀なるカリスマ性…。死して尚、「存在しない」事で抜群の個性と存在感を発揮するメンバーも…。コンサートでは楽曲に感情を直にぶつけ大衆を魅了する。結果、世界でも例を見ない程に「ロックでクラシックでオカルトで感性豊かで感情溢れる個性の強いカリスマバンド」となったのである。元々ロックに定義など存在しないが、「定義がないとゆう定義」をここまで忠実に実行しているバンドが他にあるだろうか?そんなX JAPANが今、実際に世界中で大きな注目を集めている。事実、世界20数ヵ国からコンサートのオファーがあるというのだから驚きだ。先日終了した第1段北米ツアーも大盛況のうち幕を下ろした。日本代表として、今後の活動にも期待がかかるところだ。
我々が日本人として自分を世界に誇れる日はそう遠くないかもしれない。
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