1人が本棚に入れています
本棚に追加
同じ中学校で見かけた奴もいれば、ほとんどが知らない奴ばかり。
俺には大事な仲間がいる。
しかし、ここにはいない。
ここで新たな仲間ができるのか?
できなければ、3年間つまらないだろう。
俺の大事な仲間は全員この学校を落ちた。
頭が悪いわけではないが、面接、服装、髪型、喧嘩で落とされていた。
俺だけここにいるのが、何か後ろめたいものがあるが、それはそれとして気持ちを切り替えることにした。
入学式が終わり、体育館の前でうろうろしていたら一人の男が声をかけてくる。
『中学の噂は聞いとるよ。コブラ君じゃろ?』
俺はコブラって呼ばれていた。
コブラのように狙った獲物は確実に仕留めて、噛みついたら放さない…
そんな格好いいもんじゃない。
プールの授業、教室で海パンに着替えてる時、海パンの上部から上向きになった男のシンボルの先がはみ出てて、そこに誠司って友達が入ってきて
『コブラが…コブラが顔を出してる…(笑)』
そこから俺のコブラ伝説が始まった、けど、まさか違う学校の奴まで知ってるとは…。
ま、コブラの由来は知らないだろうが。
最初のコメントを投稿しよう!