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直樹は風呂に入り、檸檬ちゃんからもらった一枚の紙を、ベッドの上で眺めていた。
メールを送るべきか、どうか…。そう考えていた。
直樹は寝てしまったことに気が付いた、時計は十一時を回っている。
「直樹ー、ご飯食べなさい。いつまで寝てるの」母親のでかい声が聞こえた。
朝っぱらから大きな声出してんじゃねーよ、部活も学校もねーんだからもうちょっと寝させろよ。と思いながら階段を下りて行った。
「朝ごはんとお昼ご飯一緒でいいわね」
「ああー、いいよ。てか、仕事は?」直樹はだれた声で答えた。
「これからよ、部活も終わったことだし勉強しなさい」
「わかってるよ。するから早く仕事行けよ」
「はいはい、早くいきますよ。出かけるときは、戸締りしていきなさいよ。」
そう言って仕事に行った。
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