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「……おーきーろ」
『ん?何か声が聞こえる…』
「馬鹿者、起きろ!!!」
『うぎゃっ』
耳元で大きな声がして
私は思わず飛び起きた
どうやら先生に
寝ていたのが見つかったらしい
「授業中に堂々と寝るな」
『……すいませんでした』
クスクス
周りからの笑い声で
私は一気に恥ずかしくなり
慌てて席についた
(あー恥ずかしかった//)
赤くなった顔を両手で隠し
机に伏せていると
先程の夢を思い出した
(夢だったけど
私、幕末に行けたのかぁ…)
ニヤリ
自然と口元が上がってしまい
私はまた顔を赤く染めた
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