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ﾕｻﾕｻｯ
「起きろ！」
『……？』
眠りについてから
まだ数分もたたないうちに
私は何者かによって
乱暴に起こされた
「お前、いい加減にしろよ
いつまで寝ている！」
『……誰？』
寝ぼけているのではないのかと
目を擦ってみても
知らない人が目の前にいた
「誰だと？
それはこっちの台詞だ！」
『え……？』
「御用改めてかと聞いて
そのまま倒れやがって！」
『はい？』
「しらを切るつもりか？
周りにいた奴は聞いていたぞ」
一方的に怒鳴る知らない人を
不審に思っていると
身体に違和感を感じた
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