きっと好きになる(青緑)

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「で、おーくらくんは僕になんか用事?」 そう言われると、用事も何も、ただ単に寝顔を見つめていただけとしか言いようがない。 それに付け加えるなら、先輩……可愛かったんです。 て、俺変態やないかい! そんなん口が裂けても言われへんわ! じゃあどうやって言い訳すんねんな、俺! と自分と奮闘していると、彼は“もーなんやねんな、用事無いんかい”と怒りながらも呆れたように笑う。 あ……ちょっと安心した。 _
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