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青い空、雲。
授業をサボって、屋上。
いつもと同じ環境な筈やのに、今日は先客がいた。
勝手に近付く。
目の前に、すやすやと規則正しい寝息をたてながら眠る問題児さん。
金色の頭ってだけで、直ぐに問題児は彼の事を指すのだと確信したけど。
……この人も、サボリか。
に、しても可愛い過ぎないか。
下手したら、オンナより可愛いぞ。
…………てゆうか、オンナ？
「んぅ……」
問題児さんは寝返りをうつ。
……やべっ、起きたかもしれない。
とっさに彼のいる場所から一歩引いた。
が。
「すぅ、すぅ…………」
(あ寝てる)
つい、安堵のため息がこぼれる。
……寝てる、か。
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