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美琴「ついでだからあんたも来なさい。」
弘「え?それじゃ、デートの邪魔になります。」
美琴「なりません。このあと、黒子達と買い物に行く予定だったからだ」
当麻「俺は、美琴の荷物持ちで呼ばれたんだよ。」
美琴「荷物持ちじゃないって!服選ぶのに呼んだの!」
弘は、御坂のツンデレさに笑いそうになった。
セブンミスト前…
黒子「お姉様!何故あの殿方と水樹さんがいるのですか!」
飾莉「わぁーびっくりですね。」
涙子「本当。本当。」
三者違う感想に当麻と弘はため息を吐いた。
美琴「黒子。ちゃんと話すから離れなさいよ。」
美琴は、抱き着いたままの黒子を離そうと懸命であるが、一向に離れない。
美琴「いい加減にしろー!」
美琴の電撃が黒子に直撃するのだった。
飾莉「それじゃ、上条さんと御坂さんようやく付き合いだしたですね」
美琴「そうね。ようやくね。」
涙子「お似合いですよ。」
美琴「ちょっと、からかわないでよ。」
美琴は、ことの顛末を飾莉と涙子に話して顔を赤らめていた。
黒子は痺れて気絶しているので弘がおぶっているのだが黒子の軽さにびっくりしていた。
弘「…軽すぎる。」
黒子「ん?はにゃ!なんで水樹さんにおぶさっているのですか!」
当麻「白井が美琴の電撃を喰らって気絶したからだろ」
黒子の慌てぶりに当麻は苦笑いをして答えた。
弘「しばらく、痺れているからそのままでいろ」
黒子「これはこれで恥ずかしいのですが…」
黒子は、恥ずかしさのあまり顔を隠した。
当麻(なぁ。美琴…白井どうしたんだ?)
当麻は、黒子の行動に疑問を抱き、美琴に聞いてきた。
美琴(はぁ。さぁ。大方自分の気持ちに素直になれないだけでしょう。)
飾莉(そうですね。)
涙子(先が思いやられますね。)
当麻「?」
当麻は、何のことだがわからずじまいだった。
弘達は、買い物等を終えてファミレスで飲み物を飲みながら雑談していた。
弘「え?、上条さんに能力が効かない?」
黒子「どうことですの?」
当麻「俺は、生まれながらにして幻想殺しってのがあってこいつのせいで不幸体質何ですよ。」
美琴「当麻に会う度に不幸だーって言うからねぇこっちまで不幸になりそうよ。」
飾莉「はわわぁ…でも、何も効かないなんて…」
涙子「物理攻撃以外ってのは、ある意味で凄いですね。」
当麻の幻想殺しの説明を聞いていた涙子は、ため息を吐いた。
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