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人口230万人、その8割が学生が占めている学園都市。
廻りの都市から20年から30年先を科学が進んでいた。
そのなかを、科学の発展で超能力が生まれた。
本編の主人公、水樹弘もその一人だった。
弘「ん?やれやれ。」
弘の廻りには、大人数の人達がいた。
男1「悪いだけど、ここから先は通行止め何だよね。」
男2「通りたかったら有り金全部置いて行きな。」
弘を囲むように、輪を作る。
弘「本当。退屈しないな。この街は。」
弘は、鞄を上に放り投げ、上に跳び上がった。
男達は唖然として、弘を見上げた。
弘は、男達を通り過ぎて着地して鞄を取り走りだした。
弘「さいなら~。」
男1「待ちやがれ。この野郎!」
弘「待てと言われて待つ奴がいますかって。」
こうして、弘は不良達との追いかけっこが始まったが、直ぐに終わりを告げた。
?「風紀委員会ですの。恐喝の容疑で貴方たちを拘束致します。」
男2「はぁ?風紀委員会だぁ?」
男1・2「ギャハハハ。風紀委員会も人手不足か?」
男1「おい。ガキ怪我をしたくなかったらととっと消えやがれ。」
?「そう言う三下の台詞は、死亡フラグですのよ。」
男が少女に向かって行ったが、あっさりかわして地面に叩きつけた。
弘「ヒュー。やるな。」
弘は、少女の戦闘能力を見て驚いた。
弘自身格闘技をやっていたがそこまでの華麗さはなかった。
男2「ってめ。ここで死んどけぇ!」
男2、3人程がまとめて少女に向かって行ったが、少女は、一瞬に消えて男たちの頭上に現れてドロップキックをかけて相手を伸ばした。
?「お怪我ありませんか?」
弘「無いよ。ありがとう。助かったよ。」
?「気にしないでくださいまし、たまたまそばを通りかかっただけのことですので。」
少女は、弘の怪我の有無を確かめて携帯を掛出した。
?「初春?すみませんが警備隊に連絡を入れて下さいまし?恐喝をしていた野蛮人どもを拘束しましたので。はい、そうですの。じゃ、お願いしますわね。」
野蛮人って何だよ。ある意味かわいそうだなコイツラ…
弘「ん?危ない!」
?「え?」
延びていた男一人が少女に向かってナイフを投げ付けきた。
弘「くっ。」
弘は、少女を抱き抱えてナイフの軌道を逸らした。
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