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弘は、昼食後屋上で空を見ていた。
ギィー。バタン。
弘「ん?美偉か。」
美偉「美偉かはないでしょ、美偉かわ」
美偉は、腰に手を当てて愚痴を零した。
弘「悪かったな。考え事だよ。」
美偉「考え事って?」
弘「昔のことだよ。」
美偉「もしかして…あの時のこと?」
美偉は、弘の隣に座り弘の過去のことを思い出していた。
弘「あぁ。」
弘は、ため息を吐いて起き上がった。
弘「確かにあの時に俺は、LEVEL5になった。しかし、俺は…あの子を助けられなかった…いや、傷つけた…そんな俺が、「バカ!」美偉…」
美偉「バカ!弘は、あの子を助けた、確かに傷つけたかも知れない!だけど、弘は精一杯の能力で助けたのよ!」
弘「美偉…そうだな…そうだよだ。ありがとう。おかげで目、醒めたよ。」
弘は、美偉に礼を述べた。
美偉「どう致しまして。」
キーンコーン…カーンコーン…キーンコーン…カーンコーン…
弘「さて、戻りますか…教室に」
美偉「えぇ。」
弘と美偉は、友に教室へ戻った。
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