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弘「だからさぁ。佐天さんもちょっとだけでもやってみない?俺の練習方法?」
涙子「へ?」
弘の言葉に涙子は驚いた。まさか弘が、自分に対して練習を進めて来たのにはびっくりした。
涙子「私もなれますか?能力者…」
弘「なれるさ。君は、俺とは違って明確な目的がある。そうだろう?佐天さん。」
涙子「お願いします!」
こうして、佐天涙子は弘の練習方法を教えて貰い地道に努力をした。
美偉「良いの?あんなこと言って?」
弘「ん?美偉か。いいんだよ。目的があるってのは良いことなんだから。それに、佐天さんは間違った能力の使わないでしょ。」
美偉「そうね。でも、あれだけだと昔のあなたみたいに限界がくるわね。」
弘「だから、美偉に頼んだないか。限界がきたとき支えてやってって」
美偉「私より、この子の方がいいと思うけど?」
美偉の言葉に弘は後ろを見る。すると、飾莉がいた。
飾莉「話を聞きましたけど…私なんかで良いですか?」
弘「問題ないよ。なんかで悩んでいたら相談に乗るのが友達同士なんだから」
飾莉「そうですね。私、佐天さんを見守ります!」
弘「その勢いその勢い。じゃ、佐天さんの邪魔にならないように俺と美偉は消えますか…」
美偉「そうね。初春さん。しばらく、佐天さんについていなさい。白井さんには私から喋っておくから」
飾莉「ありがとうございます。」
弘と美偉は飾莉を置いて帰路に着いた。
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