第5話 とある少女のコンプレックス②

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黒子「でしたら、私がバックアップしますわ。」 弘「いや。白井さんは、俺に着いて来て、バックアップは、美偉。頼むよ。」 美偉「了解。」 弘「御坂さんは、上条さんにとある鉄橋まで誘導して下さい。」 美琴「わかったわ。」 美偉は、パソコンに向かい、美琴は、当麻に連絡を入れた。 弘「それじゃ行こう。」 黒子「はい。」 弘と黒子は、支部を飛び出した。 当麻「はぁはぁ…不幸だー!」 当麻は、スーパーで買い物をしようと思いそこまで来たのだが、近道をしようと脇道に入ったのが運の付きだった。 そこにいたのは、不良の集団で少女に強姦をしようとしていたのでそれを助けたまでは良かったのだがその反対に当麻が追われることになったのだ ハナテ ココロニ キザンダ… 当麻「誰だよ!こんな時に!」 美琴『当麻!そこから200m先を右に曲がって!』 当麻「はぁ?言っている意味がわかりませんが!」 美琴『良いから直ぐに向かう!』 当麻「わかったよ!」 当麻は、美琴に言われたように右に曲がった。 鉄橋の上で立っている弘と黒子がいた。 弘「上条さん!早くこっちに来て下さい。」 黒子「それにしても何人連れて来ればよろしいのでしょう?」 黒子は呆れたようにその光景を眺めため息を吐いた。 弘「さぁて、無駄口は、ここまでだ。」 弘は、当麻が走りぬけたことを確認して不良達の前にでた。 弘「おまえら!風紀委員だ!一般市民への暴行未遂で拘束させて貰う。投降しろ!」 不良1「うるせぇ!やっちまえ!」 弘の言葉に不良達は、キレて弘に向かって来た。 黒子「おバカですわね。LEVEL5の水樹さんに敵うはずありませんのに…」 当麻「いや…それ以前にお前も手伝ってやれって…」 黒子「私もそう進言したのですが、一人で十分だとことでしたので…」
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