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とある寮…
弘「こんなもんだろう。一人暮らしだとやっぱり飯に偏りが…」
ピンーポーン
弘「誰だ飯時に?」
美偉「ヤッホ。弘元気?」
玄関前にいた美偉にびっくりした
弘「美偉!お前!どうしてここに!ってか一回上がれここじゃマズイ!」
美偉「キャ!」
バタン!
美偉「何するのよ。」
弘「それは俺の台詞だここは、仮にも男子寮だぞ」
弘は美偉を中に入れて扉を閉めた。
美偉「大丈夫よ。他の人は居ないし、弘のことだから早く夕飯を食べるから家に居るしって、何よこの偏った料理は…」
美偉は、テーブルの上に乗っていた料理を見て唖然とした。
こんにゃくと油揚げと豆腐とモヤシのフルコース状態だった。
弘「しゃーないだろう。これが安いだから。」
美偉「安いって…あんたね。」
弘自身気にはしないが、仮にもLEVEL5の食事方法とは思えない。貧相な食卓だった。
弘「そんなこった良いけど何か用があって来たんじゃないのか?」
弘は、茶碗にご飯をよそって話し掛ける。
美偉「はぁ。用はあるけどあんたの食卓を見て続けるのは気が引けるわ。どれ、台所借りるわよ。」
弘「お好きに~」
美偉は、台所に入って行き簡単な料理を作った。
美偉「これがあれば多少はバランスが取れるでしょう。弘。出来たらから取りに来て~」
弘「了解。」
弘は美偉に言われ、料理を居間に運んだ。
弘「美偉。お前も食って行くか?」
美偉「そうね。久しぶりに食べていくわ。どうせ用件も話さないといけないし。」
弘「そうか。」
美偉「ところで、弘明日暇?」
弘「ん?どうした?」
美偉「暇だったら、会って欲しい人が居るのよ。」
美偉は、食事をしながら用件を伝えた。
弘「別にいいぞ。暇だし。」
美偉「何時くらいがいい?」
弘「何時でもいいぞ。」
美偉「じゃあね…13時くらいに商店街前ね。」
弘「わかった。」
それから弘たちは食事を済ませて美偉は帰路に着いた。
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