冬の中
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こんな自分が虚しくて、 こうなってしまったことが悲しくて、 もう賢がいないことが寂しくて、 辛くて、 辛くて辛くて。 通いなれた駅までの道は、今まで見たことないような無色で。 通行人を気にせず大声で泣くこともできない自分が、さらに自分を哀れだと思わせる。
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