現実の私

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医師に奨められて自ら入ったデイケアもそれ以降段々と嫌になってきた。 人間の嫌なとこが浮き出してきて目の中に無理に入ってきている気になった。 このとき、本当の私を出せるのは母の前だけになった。 何故母かというと、熟年の看護婦だから私のうまく言葉に出せないことを読み取ってくれるからだ。 安心感はここから生まれた
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