現実の私

8/11
前へ
/11ページ
次へ
ぶらぶら町を歩く日が続いた。 私は空気のような頭で浮ついた体を動かし、昼という敵を潰して言った。 そのうち、DVDを借りたりするようになった。 この頃は人の死、暴力、薬、リストカットなど血生臭い話は一切駄目だった。 あと、勉強の話、頑張っている人の話も聞くと頭がポアポアして胸が苦しくなった。
/11ページ

最初のコメントを投稿しよう!

0人が本棚に入れています
本棚に追加