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ひさ子「…で大山、話しはそれだけか?」
ひさ子が話しに割って入ってきた。
ひさ子「あたしらはバンド練習で忙しいんだ。
用がないなら帰った帰った。」
大山「あ…」
ひさ子に追い出されるようにして大山は空き教室をあとにした。
大山(このまま本当に岩沢さんが消えちゃったらどうしよう…。)
大山は半泣きになっていた。
作戦開始時刻まであと一時間程しかなかった。
藤巻「おーい、大山ー!」
藤巻が忙しそうに走ってきた。
藤巻「そろそろ作戦はじまっから体育館行こうぜ!」
大山「あ、うん…。」
大山は不安でいっぱいだったがとりあえず体育館へ向かうことにした。
――体育館――
体育館に入ると戦線メンバーが作戦の準備等で忙しそうに働いていた。
大山も自分の持ち場に着き作戦開始にそなえることにした。
―しばらくするとガルデモのライブが始まった。
相変わらずすごい盛り上がり様だった。
大山(…岩沢さん大丈夫かな。)
日向「大山ぁ、なにぼーっとしてんだよー?」
大山「え? あ、うん。 ちょっと考え事してただけだよ」
大山は素っ気なく返事をした。
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