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校長室に大山の姿はなかった。
日向「なんだよ。大山のやつ遅刻かよー」
ゆり「仕方ないわ。大山くんがまだ来てないようだけど作戦会議を開始するわ。音無くん、カーテン閉めて」
音無がいつものようにカーテンを閉める。
ゆり「今回は天使エリア侵入作戦を実行する!」
藤巻「またその作戦かよ。前回は大失敗だったじゃねぇか」
ゆり「今回は彼が作戦に同行する。」
竹山「よろしく」
ゆりが座っている椅子の後ろから小柄でメガネをかけた男の子がでてきた。
藤巻「そんな奴が使い物になんのかよ?」
高松「メガネかぶり…。」
ゆり「まぁまぁ。そういわないでくれる。
今回は天才ハッカーの名をほしいままにした彼、ハンドルネーム"竹山くん"を作戦チームに登用。エリアの調査を綿密に行う!」
音無「天使エリアってなんだ?」
日向「天使の住みかのこと」
音無「へぇー」
ゆり「それじゃあ、作戦開始時刻は本日19:00。
オペレーションスタート!」
校長室からメンバーが去って行く。残ったのは日向とゆりだけになった。
「バンッ!」
誰かが校長室の扉を勢いよく開けた。
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