届け。
4/16
読書設定
目次
前へ
/
34ページ
次へ
ーーーーーーーーーーー ーーーーーー あの後ろ姿を見ると 昔から落ち着く気がした。 小学校のころ 先生に叱られた日の放課後。 恥ずかしくて、悔しくて、情けなくて、 誰もいない教室で独り泣いていた。 そんな時、千穂が教室に入って来て 言った。 「帰ろうよ。アキ君。」 何も言わないで、ただ「帰ろうよ」 と言って無邪気に笑う千穂は まるで天使のようだった。 そして廊下へと歩いていった。
/
34ページ
最初のコメントを投稿しよう!
0人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
0(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!