届け。

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部屋に入り、ベッドへと倒れた。 うつ伏せのまま、頭を整理させようと努力してみたが… 出来るだけはずもなかった。 何を思ったのか 携帯を取り 電話をかけていた。 相手は勿論、千穂だ。 呼び出し音がなり続ける。 出ない…。 あげくお留守番サービスに繋がった。 僕は、舌打ちをして 身体の思うままに動いた。 家を飛び出し、千穂の家へと向かった。 千穂の家は近所なので 歩いて5分のところにある。 この時は、走っていたので2分程で着いた。
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