第5章 少女の涙の訳とは少年よ大志を描き自分の道をススメ

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「さっきのは一体」 「おい。冥土の土産は決まったか?」 「っく」 『え、時間が戻ってる?ま。まさかそんな………』 「貴様らにはもったいねぇ技だが仕方がねぇか、逝っちまいな」 「<禁技術 >」 その時そいつ風のようにスッと入ってきた 「はぁい、そこまでだよ~。粛尹君♪」 「!?」 「あ。アンタ」 「!?に。兄様」 「おい、空坂どーいう事だ?」 「ふぇ、どーいう事ってどーいう事?」 「テメーなめてんのか?」 「何を何に?あぁ、君をなめてるって事ね」 「お前は中学時から」 「いや、ま。んなことはおいといて」 「勝手な行動すんな、計画が失敗したらテメーはどう責任とんだ?」 「って事なんだけど~」 「はぁ、死ににゃ」 「何て甘い考え捨てなよ」 「あ?」 「まぁ、一緒に行こうよ生徒会室にまで」 「何で俺が」 「会長はご立腹だと言えば引いてくれる?」 「っち、行くぞ空坂」 「命令すんな」 「ま、待ちなさいですわ!!!!」 「ん?何かな?」 「兄様、どうして、私を助け」 「アハハ、大きな勘違いだよ、白雪ちゃん」 「僕は君を助けたなんて思ってないよ?今日は見逃すだけだからね、実質上命拾いしただけだからね」 「勘違いすんじゃねぇよ餓鬼が、さっ、行こっか粛尹君♪」 「っち」 「………に。兄さ」 「あ、後ね、お前の思ってる兄さんなんてね……この世にはもういないから付きまとうのは、金輪際止めてね」 「……………。」
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