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ドリンクバーにジュースをとりに行って、部屋に戻った。
その時…
イヤな寒気を感じた。
振り向くとそこには…
赤西が立っていた。
なんでいんだよ…
っていうかちょっとびっくり。
私は冷静さを保ち、話し始めた。
「何のよう?」
私はちょっと怒ってるように言った。
そしたら赤西は、
「えっ、何って…。見つけたから。」
それだけかよ。
私は思ったことをそのまま言った。
「それだけ?」
赤西が答える。
「だって。今日、クラスの女子はみんな俺とかに話しかけてくるのに、おまえは掃除の時間もずっと俺に話しかけてくれないじゃん?」
寂しそうに答える。
何、コイツ?
私はあしらうように言った。
「あんまりめんどくさいことにかかわりたくないの。特に用がないんならもういいでしょ?じゃ。」
私は部屋に入り、扉をしめた。
私の大切な時間を邪魔すんじゃねーよ。
私は何事もなかったようにうたいつづけた。
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