おとん、マジ切れ

5/7
前へ
/62ページ
次へ
しばらくすると荷物を両手に持ったきみが現れた 黒「書いておけよ」 紫「きみ!」 黒「もう嫌やわ。」 紫「ぐすっ…きみぃ…いややぁ…」 子供の目とかそんなん気にせんで泣きじゃくる 紫「きみがおらんなんて、嫌や…!行かんといて」 ぎゅっ… 紫「ふぇ?」 黒「ごめん。びっくりしたな」 紫「きみ?」 黒「俺、雛に愛されてんのかとか色々考えもうて…先走ってた」 紫「私はきみやなきゃ嫌や…他の男なんか嫌。知ってるやろ?私がきみと子供以外の男が苦手なん」 きみと出会ってもう何年も経つ 今さらきみがおらんなんて耐えられない
/62ページ

最初のコメントを投稿しよう!

408人が本棚に入れています
本棚に追加