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・・・!?
今のは・・・夢?夢か・・・。
「KAITO・・・お前うっさいぞ。ちゃんと寝ろ!」
「あ、ごめんなさい。マスター・・・」
<ズンッ・・・!!>
「うわぁ!」
「なっ!?なんだ?」
突然地面が揺れた・・・今のは・・・地震?爆発?
「KAITO、テレビつけて来い!早く!」
「はわわ・・・はい!」
<ピッ・・・>
『えー・・・たった今、地震が起きました。震源は・・・いえ、訂正します。火山の噴火です!
全国各地の火山が噴火直前になっていたり、小さな爆発を何度も繰り返しているとのことです!!』
「火山・・・?」
『あ、また入りました情報によりますと・・・あれ?あ、すみません、えっと・・・植物が・・・異常繁殖を始めたとのこと。森が一気に拡大して、道路や建物を植物が破壊している・・・?どう言う事?これ・・・?<ズドンッ> キャー・・-・・--・・・・・・・・<ピーーーーー>』
まさか・・・
まさかそんな・・・
どうしよう・・・俺が、俺があの歌を歌ったせいで?
どちらにせよ、このままじゃ危ない!
「マスター!逃げましょう!」
「あ、ああ・・・」
「あ、でもその前に・・・!」
「なんだよ!?パソコンなんかもってってる暇・・・」
「必要なんです!ここに、ここにミクとめーちゃんがいるんです!」
「あ・・・そうか・・・。わーったよ。じゃぁもっていけよ・・・もうぅ・・・これで助からなかったら一生呪うからな!!」
「ご、ごめんなさい・・・」
でも、このパソコンが壊れて、めーちゃんたちがいなくなったら・・・
俺も...帰る場所がなくなってしまうし・・・仕方ないんです。ごめんなさい・・・マスター・・・。
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