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「なんで俺は生きてるんだろう…」
その言葉に桂は目を見開いた
しかし、桂の反応は当たり前の反応だろう
普段から何を考えているのか分からず、読めない男だ
自分のことは何も言わずずっと一人で耐えてきた事は桂本人が一番分かっている
だからこそ、銀時が己の弱きところを見せてくれた事が嬉しいと思う反面、なんと応えればいいか分からず口ごもり何も言ってあげられない自分がいる
そんな桂に気付いてか気付かぬか銀時は言葉を続けた
「…何が白夜叉だよ!仲間一人守れやしない!俺は…弱い……。」
そういって振り向いた銀時の顔は
涙を流していた
、
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