男子生徒F君の実力

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ガイル「んあー・・・じゃあ早速行くぞ、グレイスとアドルィル!さっさと上がれ!」 え?早速?てか相手がおかしいだろ! 言おうとしたけどミーアがこっち睨んできて怖いから止めた。 諦めて上がる。 ミーア 「本気出しなさい!」 うっへ、熱い。熱苦しい。松岡さん家のシューゾーさん並に熱い。 「先生、さっさと開始の合図をして下さい」 ガイル「ん?あーそうな。じゃあ始め!」 「降参!」 辺りが静まり返る。 「じゃ、そういう事で」 百八十度ターンして降りようとしたけど誰かにえりあしを掴まれた。 「痛い!痛い痛い!何?誰!!」 ガイル「おいグレイスどう言う事だ?今まで普通にやってただろ?」 「相手がイヤだ!離せ!えりあしモゲる!!」 ガイル「いっそのこともげろ」 「この鬼!それでも教師か!」 ガイル「教師だ!いいからさっさとやれ!本気でやれ!じゃ無きゃ単位やらんぞ!」 「くそっ、職権乱用教師が!」 ガイル「なんとでも言え!良いからやれよ?」 「本気で?」 ガイル「本気でだ!」 ミーア 「そうよ!本気で来なさい!返り討ちにしてあげるから」 イラッ☆ 「な・・・あぜあんな逸材がボッチなんだ」 「僕にはさっぱり分からないよ・・・ただちょっと話しかけたくなったね」 「え?マジ?じゃあ俺も」 外でそんなやり取りがあったらしい。
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