不思議な夢

7/10
前へ
/20ページ
次へ
あ~、「あ、あ」 声が出た。どうやら冗談では無いようだ。 「誰かは知らないですけど、アナタは何故僕に望みを聞くんですか?と、言うよりこれは夢なんですか?」 『夢の様で夢でない。現実の様で現実でない。それが正解だ。何故望みを聞くのかと言ったな?私はアナタを選び、望みを叶えようと思ったのだ』 どうやら空間からの声の主はこの空間は曖昧な状態であり、望みを聞く理由は何らかの形で僕を選んだかららしい。 「な、何でも望み叶えてくれるの?」 『ふふっ、あぁ何でも叶えることが出来る』 「不老不死もか?絶対戦力もか?魔法もか?」 何処までもと言うならこれならどうだ!と言わんばかりに無理な要件を出してみた。 『あぁ、出来るぞ。信用出来んなら他を当たるぞ?うん?どうなんだ?』
/20ページ

最初のコメントを投稿しよう!

0人が本棚に入れています
本棚に追加