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実は私が書いた小説の中では、【No.XII レイン】は二作目にあたる作品。
処女作である一作目は、黒歴史となり削除するに至った過去もあるのだが……。
初めてペンを取った時の頭の中では決まった物語構成など皆無。ただただ……
「暗殺者の物語を書いてみたい!!」という事だった。
本当にただそれだけ……。
それともう一つ。
『レイン』と言う名前の主人公の物語を書きたかった。です。
この時から既に、『レイン』は主役に決まっており大方の役柄は『暗殺者』だったのです。
でも、ただ暗殺者もののダークファンタジーなら他の方々も書いているし、オリジナル性を無理にでも出したかった。
そこでいわゆる『名残』と言うのでしょう。前作の時代背景が軽く滲み出してきたのです……
処女作となる作品で書いていた内容とは簡潔に言うと
「神によって運命を縛られた二人の騎士が殺し合い、世界を終焉に導いていくもの」
でした、そう時代背景は古代ローマの様な『騎士』が出ているのです。これに反してレインが居る時代は現代を想像させる
現代的な武器も登場しますし。
表紙をお願いした絵師様にも、あえて背景はお任せしました。
これは絵師様という立場から、また一人の読者様からレインの時代背景がどの時代に当たるのか?
それを知りたかったからでもあります。あくまで一つの理由です。結果、お世話になった絵師様は現代的な建物が並ぶ背景を描いて下さりました。
多分、他の読者様から見た時代背景と言うのも現代的なものが近いのではないか?そう思い。
あえてレインの世界では時代という軸を曖昧にしてファンタジー独自の世界を創る事にしました。
ある意味で、ファンタジーだからこそできる逃避の技でもあります。
それでも読者様には想像を膨らませて頂く為に、登場する建物は『城』だの『兵舎』だのにしています。
現代にはそんな建物はネズミーランド位でしょうからww
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