031号室

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「歳は?」 続けて質問が飛んでくる だから僕は、また事務的に答える 「15」 「……………そうか」 それだけ呟いて、背の高い男はベットに寝っ転がった 静かになったから 次に、興味ないけど僕が質問してみる 「名前、何?」 「ダブリュー」 「…リュー」 「あ?」 「リューでいいか?」 ダブリューとか、長い。 「……勝手にしろ」 「あぁ。じゃぁリューで」 再び静寂が訪れ、僕はリューをチラ見してみる するとリューは目を細めて、なぜか自分のあの『物』を見つめていた。 なんで見てるのか謎だったけど 僕はとりあえずすることもないから、歳も聞いてみることに 「何歳?」 「18だ」 ふぅん……………… 結構若い。 いつからここにいるのかは知らないけど、レベル4をクリアしたのは早い方だと思う かなりここの暮らしに慣れてるみたいだし、 僕が15っていっても驚かなかった まぁ、興味ないだけかもしれないけど けど僕だって。リューにこれといった興味はない。
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