僕とリュー

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この部屋に来て半日、 すでに現れ始めたこの変化を、僕は抵抗なく受け入れている。 けど、まだまだ『どうでもいい』という感覚は消えていない。 何でもどうでもいいから素直にここの暮らしを受け止め。逆らわずここに居る。 「ごちそうさま」 ……食べてる間にリューがめっちゃ見てきたのが気になったが、何とか食べ終えた。 満腹になった僕はリューに言われたから食器を台所に下げ、 再びあの椅子へと戻る。 すると、目の前にタオルと着替えを差し出された 受け取ってからリューを見ると、顎で風呂場をクイクイっと指す。 風呂に入ってこいと言ってることに気付いた僕は、 再び椅子から立ち上がり、風呂場に向かった。 ――ガチャッ 風呂場のドアを開けたらトイレと洗濯機があって、 その横にカーテンを仕切ってシャワーと浴槽があった。
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