言えなかったさよなら

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｢ねぇ千夏｡｣

秋の11月のある日の昼休み｡

あたしはパックミルクティーを
飲みながら携帯を触ってる｡

それを真剣に見つめてしゃべりかける
親友のみな｡

｢ん?なんだい?みなちゃん｣

ちょっとちょけた感じで
聞き返した｡

みなは笑顔になって

｢紹介したい人がいるんだけど｣

と答える