―生活―

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1984年9月5日午前2時15分… あなたは私と貴方のお父さんとの次男として、 この世に生まれて来てくれた 予定日は9月29日 後一日早ければ『早産』だった…と聞かされた 母である私が妊娠を為ても、 お腹の赤ちゃんを守る羊水が出来にくい為、 お兄ちゃんと同じで、 お腹の中で大きく育ったあなたを 支える事が出来ずに あなたはいち早くこの世に生を受けました。 それも…陣痛から出産まで15分!… 陣痛が始まって車で🏥に着いて 分娩台に上がる事も出来ずに居たら 『眉毛が見えてる!…良く窒息死しなかった』とDrの声… 驚いてる私に この子はきっと 『このままだと又お母さん苦しむから 楽にさせてあげよう…』と 自らの危険顧みず生まれて来たんだね きっと優しい人間に為るよ…って言ってくれた そうかも知れないね 三人兄弟の真ん中で、 お兄ちゃんと弟が病気を抱えてる所為か 何時も自分の事は後回し… ここはもう良いから自分の事しなさい… と伝えても何時もそっと手を差し延べてくれる ありがとうね だけどねもうそろそろ 本当に自分の幸せ考えて欲しい あなたが素敵な人と幸せな家庭を築いて欲しい それが私の願いです。
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