今日は何の日?

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「そういえば先日、お笑いのナントカって人が一分間に125回キスして世界ギネスになったとかなんとか…。俺達も負けてられませんよね!200回目指して頑張りましょう!」 呆れ顔の宍戸を尻目に、先日テレビで見た芸人さんの世界記録を思い出しながら自分達はそれを上回ろうと一人意気込む鳳。 一人意気込む鳳に半ば呆れたように宍戸が口を開く。 「200回って…唇腫れちまうそ。つか、落ちつけって。だいたいお前一分間に200回キスして嬉しいか?」 宍戸の口から沢山キスをして嬉しいかなどと、鳳からしてみれば愚問であり、その様な事を聞くなんて、まさか宍戸は自分と沢山キスをするのは嫌なのだろうかと不安げに抗議をする。 「なッ…、当たり前じゃないですか!!宍戸さんとキスするんだから嬉しいに決まってますよ!も、もしかして宍戸さんは…ッ」 鳳の不安げな表情にフッと笑みをこぼせば、鳳の制服のネクタイを引き顔を近づけ。 宍戸「…そーじゃねーよ。一分間に慌て何回もするよりも、一分間ずっとくっつけてた方が良くね?」 「し、宍戸さんッッ//」
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