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「わかった、もういい、あたしが悪かった。」
あたしは、道着をソファーの上に放り投げるとコンバスを脱ぎ、その辺にあったジャンプを開いて顔の上に置いた。
バイトまでは少し時間がある。
しかし、ゲームして遊ぶには少ない、帯に短し襷に長しの時間は、昼寝に限る。
開いたページは、黒岩よしひろ先生の「不思議ハンター」のページだった。
「おーい、誰だ、そこで死んでいるのは・・・。
ああ、ジョニー君か。」
寝入りばなにS研代表の戸塚さんの声がした。
ジョニー君というのは、「深紅の稲妻」の仇名をもつガンダムに出てくるパイロットのジョニー・ライデンという人らしい。
あたしは始め、相撲取りかと思ったがそうではないみたいだ。
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