修辞法

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修辞法

◆倒置法 主語や述語の関係などを普通とは逆にして、印象や意味を強めるために用いられる手法。 「起きなさい、早く」 ◆体言止め 名詞、名詞句で文章を終えること。それぞれの言葉が印象的になる。 感動を表現するために、例えば「水が流れる」という文の主語と述語を逆にして「流れる水よ」のように体言で止める言い方を喚体句という。 ◆比喩 ・直喩法、隠喩法、換喩法、提喩法、諷喩法がある。 説明省略。 ◆擬態法 ・擬態語 「ニコニコ笑う」 ・擬音語 「リーンと鈴が鳴る」 ・擬声語 「ワンワンと犬が吠えた」 ◆擬人法 人でないものを人格化して、人にたとえる手法。 「風が肌をなでた」 ◆擬物表現 結晶法、実体化などともいう。 擬人法とは逆に、人の動作や様子を物質にたとえる手法。 「正確な彼の動きは、言うなればロボットのようだ」 ◆反復法 同じ語を何度も繰り返して強調する。 連続して反復する場合と、間隔を置いて反復する場合がある。 「高く高く、青く澄んだ空」 「主よ、導きたまえ、主よ、永遠なる地へと」 ◆同語反復 同じ言葉を二度用いることで、語気を強める用法。 「それはそれ、これはこれだ」 ◆首尾同語 説明省略。 ◆反語 ◆頓呼法 ◆パラレリズム(対句法、平行構造、平行体、並行体) 漢詩やヘブライ語の聖書とかに使われている。 ◆押韻 説明省略。 ◆緩叙法 言いたいことを遠回しに言って、別の意味を強める表現。 「僕は野球が嫌いだとは言わない」 ◆漸層法 スケールを大きくしていく手法。 「小さな揺れを感じた。次第に大きくなり、立っているのもままならない。さらに高波が発生し、家々を飲み込んでいった」 ◆反漸層法 スケールを小さくしていく手法。 ◆敷衍 短く話せば済む話を敢えて長く形容し、意味を強調する手法。 「彼の頭は岩をも砕くほど硬い」 いいたいのは“彼の頭は硬い”ということ。“岩をも砕く”と加えることで、どれほど硬いのか強調している。 以下のものもあります。説明省略! 畳語法 疑惑法 誇張法 列挙法・列叙法 折句 史的現在 撞着語法(撞着法) 頓降法 漸降法 黙説法・陽否隠述 冗語法 転用語法
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