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シャルル「提督!船首・船尾の大砲を改造しましたよ」
ラファエル「何だって!流石シャルル。心強いよ」
シャルル「まず船尾の大砲、これはチェザーレさん」
チェザーレ「?」
ラファエル「チェザーレが動かすのかな?」
シャルル「いえ、チェザーレさんを射出します」
チェザーレ「おかあさあああああん!!」
ラファエル「なるほど、斬新な発想だね」
シャルル「科学とは、好奇心が無ければ始まりません」
クラウディオ「おいおい!そしたらチェザーレはどうなるんだよ」
シャルル「ええっとですね、簡単に言えば、ザクロを地面に叩きつけたような感じになります」
ラファエル「過激だね。何だかワクワクするよ」
チェザーレ「おがあざああああああああああん!!」
シャルル「そして船首の大砲ですが、こちらでは提督を射出しようと思います」
ラファエル「ぼっ、僕かい!?」
シャルル「ええ、船尾砲程の火力は持たせられませんでしたが、人間を射出するリスクも考慮して、衝撃の少ない作りに…」
チェザーレ「私の命は考慮しないのかあ!!提督、こんな変態に付き合う事無いであります!即刻こいつを…」
ラファエル「僕、やるよ」
シャルル「!」
ラファエル「賢いシャルルが、僕なら出来るって信じて設計してくれたんだよ。きっと上手く行くよ!それに僕、一度は空を飛んでみたかったんだ」
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