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彼女は少し驚いたように、
「えっ?なんで分かったんだ?アタシ、あんた初めて見た気がするけど…。」
ちょっと、得意げにからかう。
「得意なスペカは、
☆恋符『マスタースパーク』だろ?」
答えは…
「…もしや、アタシのストーカーか?」
「違うわぁ!」
逆に、からかわれた…。
「ちょっといいかしら?」
霊夢が切り出しはじめた。
「とりあえず、エイスケ君は何者なの?」
「俺は、普通の高校生で電柱に引っ掛かった風船を…」
俺には見える。
2人の『?』の文字が。
「…とりあえず、まだ休んどいたら?頭を強く打ったみたいだし。」
信用されてないっ!
「ちょっと、いいか?」
今度は魔理沙が切りだした。
「アタシと弾幕勝負しろ!」
……へ?いきなり…
『ヤブから棒』が似合うな。
「…ゴメン、無理。」
「なんで?」
「高校生だからだ。」
「コウコウセイって弾幕も使えないのかー。まったく、呆れるゼ。」
高校生でも、高校生
じゃなくても使えんわ…。
「…よし決めた。」
魔理沙が囁くのが聞こえた。
「アタシが鍛えてやるゼ!お前が弾幕とスペカが使えるように!」
わー。ありがたくなーい。
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