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「そうなると、エイスケは足が無いよな。」
そんなの歩けば…
「歩いて行ったら、丸1日は掛かるだろうし…」
ごめんなさい何でもない。
「あ、そうだ!」
魔理沙が何か閃いた。
「アタシと一緒にこのホウキに乗れば、あっという間だぜ!」
「霊夢、飛び方教えてくれよ。」
俺は魔理沙に背を向けて、
霊夢に頼みごとをした。
「ちょ…、なんだよ!?」
「私のは能力だし…。教える事は出来ないと思うよ。」
『空を飛べる程度の能力』か…。
他のキャラに比べれば、
地味だなーと思ってたのが
まさか羨ましがる事に
なるとはな…。
「だからやっぱり魔理沙のホウキで行くしかないわね。」
…俺、泣きそうだコレ
「よーし、そうと決まったら早く乗れっ!」
魔理沙がホウキを指す。
「南無阿弥陀仏…」
「なんか言ったか?」
「…死なない程度に頼む。」
「あいよー、よっしゃ掴まってろよー!」
掴むって何…にぃーー!?
ジェット機のように、
飛んでいくホウキを霊夢は
空を飛んでついていった。
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