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「私は紫様の式神、『八雲 藍』だ。よろしく…。えーと?」
「あ、俺『高倉 瑛介』まぁエイスケで良い。」
「そうか。よろしくエイスケ。」
なんと礼儀正しい
式神さんでしょう。
「こっちの橙は…。」
「藍の式神、紫の式神の式神なんだよな。」
早とちりした俺に藍は、
やはり驚いたみたいだ。
「良く知っているな。」
妖々夢はクリアしたしなぁ。
「本題に入るわよ。ていうか、どうして私がいつも仕切る事になるのかしら。」
生真面目だねぇ。霊夢さん。
「じゃあどうして家に来たのか、詳しく聞きたいわね。」
紫もようやく。
「エイスケ、言いなさいよ。」
「えと、俺はこの世界の人間じゃないのは…分かっているよな。」
「ええ、もちろん。」
霊夢に促されながらも、
話を続ける。
「それで俺は何故、どうやって来たのか。その事で紫が何か知ってないか訪ねた…と言うわけだ。」
「まぁぶっちゃけ。お前がエイスケを拉致ってきたんだろ?」
せっかくオブラートに
包んで話しているのに、
ぶっちゃけ過ぎだ魔理沙。
「…事情は大体分かったわ。」
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