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キーンコーンカーンコーン…
これは帰りのチャイムだ。
普通の生徒なら、
部活やら勉強会やら
あるんだろうが…
帰宅部の俺は、さっさと帰る。
─高倉家─
「ただいま。」
返事が無い。誰も居ないのか?
テーブルの上には親の
手紙が1枚。
「メールでよこせよ。」
読むとどうやら両親は、
仕事が遅くなるという。
ま、いつものことだ。
台所へいき冷蔵庫を開け、
飲み物を頂戴する。
その後、自室へ行き
…ココからが俺の楽しみ。
「東方やるぜー!」
バックをベッドに放り投げ、
PCがある机に座り、起動!
「今日は、風神録かな。」
~🎵
自慢ではないが、
俺は東方が超得意だ。
LUNATICでノーコンクリア
出来る程度の能力だ。
あっという間に神奈子様。
「ほい終了。」
残機☆☆☆☆☆
「さぁて、お次は…」
「瑛介!」
母がいつの間にか帰ってた。
どうやら、熱中してたこと。
音量を上げていたことが災いして
母に気づかなかったようだ。
そして母は続けた。
「さっきそこで吉本先生と会って、少し話してきたのよ。」
あぁ…厄日だ。
よりによってあの吉本とか。
それからは説教の始まりだ…
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