プロローグ~始まりの朝~

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何かが違う。 気のせいなのかもしれない。 というより気のせいである確率のほうが圧倒的に高いであろう。 なぜならここは自分の家であり、いつもの朝なのであるのだから。 それでも違和感は感じ続けているし、その正体は掴めずにいる。 いつもならさほど気にすることではないのだが、今日は目覚めがすっきりしていたせいか色々と可能性を探ることにした。 もしかしたら自分が知らない間に母親か姉貴がリビングを模様替えしたのかもしれない。 そう思い、部屋を見渡したり無駄に歩き回ってみたりしてみたが何も変わってる様子はない。 さすがにこれ以上悩み続けるのも面倒になり諦めて冷蔵庫から飲み物をとろうとした時、僕は違和感の可能性と呼べるものに出会った。 もしかしたら自分が知らない間に母親か姉貴がリビングを模様替えしたのかもしれない。 そう思い、部屋を見渡したり無駄に歩き回ってみたりしてみたが何も変わってる様子はない。 さすがにこれ以上悩み続けるのも面倒になり諦めて冷蔵庫から飲み物をとろうとした時、僕は違和感の可能性と呼べるものに出会った。
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