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「どうかした?」
「いや、今日は髪型違うなぁって・・・・・」
「あぁ、纏めるのが面倒くさかったからね」
何時もは下の方でサイドテールなんだけど、
今日は襟足で結ってみた。尻尾みたいで微妙だけど。
すると、彼は僕の前髪を触ったかと思ったら、ヘアピンでパチリと留めた。へ?
「うん、こっちの方がいいや。前髪くらい留めた方が可愛いですよ」
「いや、可愛いとか僕に似合わない言葉を笑顔で言わないで。てか、これ君のじゃないの?」
「違いますよ~、薫さんにプレゼントです。僕たちのお弁当作ってくれるから」
ピンを指で弄りながら、彼の照れ臭そうな笑みを見る。
確かに、僕は隼人君含め四人兄弟の弁当を作っている。
双子ちゃんに限っては朝食も。
別に僕が朝暇だから、してるだけなんだけど・・・・・・・・
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