††苦労性の彼は長男††

6/7
前へ
/21ページ
次へ
「あ、はい。折角薫さんが下さったので。似合いますか?」 「うん、似合ってる。よかったよ、気に入ってもらえて」 「勿論!!そういう、薫さんだって、皆が送ったプレゼントつけてるんですね」 「たまたま」 蜂蜜色の瞳をキラキラさせながら、隼人君は僕を見てくる。 正直、照れくさいんだけど…… 今回のクリスマスプレゼントは次の通り。 黒鋼 → ネックレス 司君 → リボンタイ 雪弥&夜弥君 → エプロン 双子ちゃん → ぬいぐるみ 隼人君 → リボン ときた。 他にもあったけど、まぁめんどくさいから省く!! 折角なので、エプロンやらは現在使っている。 リボンは有難かったと思う。 この癖のあるマリンブルー(雪弥曰く)の髪をまとめるのに丁度よかった。 「僕も気に入ってるよ。これは」 「なら、よかった……」 「前日まで右往左往してたんだって?選ぶのに」 「だ、だって。薫さんに一番似合いそうなのを選びたかったんですもん!!」
/21ページ

最初のコメントを投稿しよう!

23人が本棚に入れています
本棚に追加