雨の降る日

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俺は『奥山 透瑠 (オクヤマ トオル)』大学二年生の20歳である。 最近は大学にも行く気がしないので、サボってばっかいる。 突然だが俺の親族は俺の住む地域に集中してる。 今、俺は二日連続で雨の振っている中、周りの人には広いとよく言われている家の壁によっかかっていた。 何故かって? そりゃぁ俺が昨日… 「人を殺したからな」 昨日の真っ昼間、まだ慣れてない酒に溺れ酔っ払っている中、誰か知らない人の首を絞めて殺していた。 殺した瞬間、酔いが醒めた。 運が良いのか、そこは都会から少し離れたいわゆる田舎に分類されるところで、死体を隠すのは余裕だった。 ただ、昨日人を殺した後なのにやけにスッキリと眠りについた後、いわゆる悪夢っつうのを見た。 その悪夢のせいで気分が晴れず、いつの間にかに雨の降る中外に出ていた訳だ。 俺はふと昨日の悪夢を思い出した。
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