小説風味

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~十数分後~ ひととおり腹いせは終わったので、また書き始めようと思う。(人参の行方を知るものは誰もいない・・・・・・) さて。 朝からこんな事があったため、私の心労は私自身でさえ計り知れない。 全く、姉にも困ったものだ。こんな無駄なことに時間を割かせるとは・・・・・・ いくら私がNEETだとは言え、用事位はあるのだ。 そう。 ゲームである。 ゲームは素晴らしい。金をつぎ込まなくてもモンスターを倒すだけで金が手に入り、その金を使って物を売買する事ができる。何より、何の取り柄もない私でもストーリーに沿っていけば簡単に英雄になれる。 さすが二次元。こんな世知辛い現実とは全く違う。 そんな事を思いながら私は某携帯ゲーム機を起動させた。
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