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一瞬の沈黙の後、何かが壊されていく音だけが家中に響いた。
私はその間只呆然としていた。しかし気付くと足だけは動いており、恐る恐る、ゆっくりとそこへ向かっていた。
私の野次馬精神は無意識に反応するようだ。
いつの間にか音はやんでいた。
部屋に到着し、私が見た物は嵐でも来たのではないかという程に散らかった室内。無惨にも砕け散った私のPC、D*、P*P、P*3(全て痛改造済)などの私御用達アイテムの数々。
その中心にはヒールでPCのモニタを踏みつける姉が居た。
地獄絵図である。
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